スズメバチの強靭な体

スズメバチの強靭な体

スズメバチは他の昆虫類と比べても、強靭な体を持っています。そしてその攻撃力も高いです。さらに鋭い毒針と人を死に至らしめるほどの毒性など、スズメバチには恐くて強烈なイメージがつきまといます。

非常に発達した頭部は、生活の武器である大アゴの筋肉の発達に由来しています。スズメバチは借りをするときに毒針で相手を倒すのではなく、捕らえた後、できるだけ早く相手の翅や脚や武器になるものを噛み切ります。この他、大アゴは巣に近づいたものに対して威嚇をするときにもカチカチと鳴らします。

スズメバチの顔を正面から見てみると、上部にやや大きなスペースをとり、縦に長く伸び、左右外側に湾曲した複眼があります。ハンターらしくしっかりと正面を睨んでおり、頭頂部には逆三角形に3つの単眼があります。

この単眼は対象との距離を測定する働きをしていて、スズメバチが獲物を認識して飛びかかるようにアタックするためには不可欠な機能と言えます。しかし一方では、この眼は下側に少し視野が狭くなるとか、左右に動くものに鋭く反応できるが、前後への動きにはやや反応が鈍るなどの欠点もあります。

また、触覚も太くて丈夫に出来ていますが、この触覚を使って匂いを嗅ぎ分けて仲間や外敵を識別したり、幼虫の世話をしたり、幾何的で巧みな巣づくりをしたりと様々なことに役立てています。

脚には鋭い鈎づめがあり、堅くて丈夫にできています。これは巣づくりの作業や、木にとまって樹液を舐めたり、獲物を抱え込むように捕らえたりするのに都合よいつくりとなっています。

膨腹部は舵腹のようになっていて、伸び縮みすることによって呼吸したり、気温の低いときに発熱を促したりしています。また、仲間としての匂いを出したり、警戒のフェロモンを出したりと、様々な匂いを出すのもこの膨腹部の毒針です。

 

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